40歳を過ぎて睡眠が浅くなり、「なんだか調子悪い」が増えたような気がしました。 これは仕方ないことなのかな、と思う反面で、年を重ねていったとしても少しでも深く眠るためにはどうすればいいのか考えていこうと本を読み始めました。
睡眠にとって何より大切なのは、量よりも質。深く眠ると、その間に成長ホルモンが分泌されたり、新陳代謝が活性化されたり、新しく血液が作られたりして、体がととのえられるのです。
今回は寝間着についてです。
結論からいうと、睡眠の質を高めるにはパジャマが1番理にかなっています。
パジャマは睡眠時の体への負担が1番少ないんです。
面倒だからといって、 部屋着や外出着のまま寝るのはやめた方が良いそうです。
寝間着に着替える行為は、体が睡眠モードに入るためのスイッチのようなもの。
それがないと、体が寝る準備ができないまま寝床に入ることになるからです。
以前の私は古着のトレーナーで寝ていました。
部屋着のまま…。
ただ、しっかり寝間着に着替えることが睡眠のスイッチになるというのです。
「これが良い!」というな寝間着は以下の通りです。
- 通気性がいい
- 吸湿性が高い
- 綿などの天然素材
- 適度な厚さの生地
- 肌触りがいい
- 体を締めつけないデザイン
- 長袖、長ズボン
汗が蒸発しやすく、天然素材の薄い生地でゆったりしたデザイン。
これらの条件を満たせるのが「パジャマ」なんです。
そして、さらに大事なのは靴下を履いたまま寝ない、ということです。
冷え性で冬は靴下を履いて寝るという人がいますが、これは睡眠の質を低下させます。
足先から深部の熱は放出されます。
なので、足先を温め続けると深部体温は下がりません。
深部体温が下がり切らないと、深い睡眠を得るのは難しくなってしまうのです。
パジャマを着て、靴下は脱いで寝る。
これで睡眠の質を上がるなら、やらない理由はありませんね。
値段が高いけど着心地最高のパジャマです。年中着れますよ。
体をきちんと休ませることは、特に更年期前後には健やかな毎日の基盤になります。
睡眠のコツを知って不調知らずの体を作っていきましょ。
今夜もよく眠れますように。
以上です。