たびたび健康食で話題になる納豆についてのお話です。
納豆には、大豆には含まれていない酵素「ナットウキナーゼ」や、ビタミンKという栄養素があります。
ナットウキナーゼの効果は以下の通りです。
- 血栓を溶かす効果が研究でも認められ、血液をサラサラにする効果が期待できる
- 腸内を悪玉菌が暮らしにくい環境にし、腸内細菌のバランスを整える
腸は免疫システムに重要なので、納豆は免疫力アップに役立つといえます。
ビタミンKは出血を止める効果があり、骨形成にも助けるので骨粗しょう症予防に役立ちます。
納豆の粘りは、納豆菌によって分解されたアミノ酸と糖によってできています。
かき混ぜると粘り成分が空気を含んで白くなり、舌触りがなめらかになります。
白く糸を引くまで100回以上混ぜるという人も。
ただ、粘りの量と栄養素は関係がなく、粘りが嫌いな人は混ぜずに食べても効果は同じです!
しかし、いくら良い効果が期待できるとはいえ、食べ過ぎると悪い影響が出る可能性があります。
納豆に含まれているセレンやプリン体、大豆イソフラボンは過剰に摂取すると胃腸障害や痛風といった症状が出る可能性があります。
なんと...!
納豆を1日1~2パック程度であれば問題ないですが、それ以上食べたり、他の食材からセレンやプリン体などを多く摂取しすぎないよう注意しましょう。
納豆には小粒、大粒、ひきわり…といろいろな種類がありますよね。
大粒になればなるほど皮の部分が多いほど食物繊維が豊富です。
逆に小粒になればなるほど発酵が進みやすいため栄養価が高くなります。
特にひきわりにすると一粒あたりの表面積が大きくなるため、納豆菌が多く付着し、ビタミンやミネラルが豊富な納豆に仕上がるそうです。
いろいろ試してお好みの納豆を見つけてみてください。
健康第一、納豆を食べて健康な体づくりを心がけたいですね。
以上です。