【メンタル】朝に日光を浴びると夜はよく眠れるかもよって話
うつ病になると睡眠サイクルが乱れます。
寝付けなかったり、何度も中途覚醒したり、朝早く目が覚めたり、寝すぎたり、昼夜逆転したりと様々です。
脳には1日のサイクルを決めるサーカディアンリズムというのがあります。
このサーカディアンリズムにかかわるホルモンがメラトニンで目の裏にある視床下部から分泌されます。
メラトニンが増えると眠くなります。
眠る前の脳内ではメラトニンがどんどん作られ、眠さを増していきます。
就寝前にスマホやタブレットを使うことを習慣にしている人も多いでしょうが、これは脳にはとても悪い。
ディスプレイの光がメラトニンの準備を中断してしまいます。
電子機器からの光が脳を刺激し、メラトニンの分泌を邪魔するのです。
寝る時にスマホを触るのはできるだけやめたいものです。
メラトニン分泌のリセットを行なうのは2500ルクス以上の強い光です。
目から強い光が入るとメラトニンの分泌が止まり、サーカディアンリズムがリセットされて1日が始まります。
空は晴れの日には10万ルクス、曇り空でも3万ルクスの明るさがあります。
一般家庭の照明は数百ルクスなので、日光にはまったくおよびません。
朝、起きたら朝日を浴びることで、抑うつを避けることができるのです。
以上です。