40歳を過ぎて睡眠が浅くなり、「なんだか調子悪い」が増えたような気がしました。
これは仕方ないことなのかな、と思う反面で、年を重ねていったとしても少しでも深く眠るためにはどうすればいいのか考えていこうと本を読み始めました。
睡眠にとって何より大切なのは、量よりも質。
深く眠ると、その間に成長ホルモンが分泌されたり、新陳代謝が活性化されたり、新しく血液が作られたりして、体がととのえられるのです。
寝る前に運動すれば、疲れてよく眠れるのでは?
今回はこんな疑問を持っている方には読んでもらいたいです。
結論から言うと、睡眠には散歩やストレッチなど軽めの有酸素運動が有効です。
そして、運動は寝る90分くらい前には終わらせるのが望ましいです。
運動すると疲れてよく眠れるというのは、若干誤解があります。
そのため、基本的に夜は心拍が速くなり、血圧も上がるような激しい運動や無酸素運動は避けるべきです。
代表的な無酸素運動は筋トレです。
仕事帰りにジムで筋トレを行う人も多いと思いますが、仕事で疲労がたまっている状態でさらに自律神経を疲れさせることになり、睡眠のためには逆効果とのこと。
また、運動後に達成感から疲れが吹き飛んだ経験がある人も少なくないでしょう。
でもそれは、単に脳が錯覚しているだけ。
いわゆるランナーズハイのような状態になっているわけです。
これは、本人が疲労感を感じないまま少しずつ疲労がたまっていく「隠れ疲労」というものです。
一方、軽い運動には血流を良くして、自律神経の働きを助ける効果があります。
自律神経のもっとも大切な機能は、脳にしっかりと酸素を供給することであり、そのためには血流を安定させる必要があります。
総合的に考えると、快眠のためには散歩程度の軽い有酸素運動が良いということになります。
ストレッチも血流を良くするのでオススメです。
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ただし、運動は寝る90分くらい前には終わらせましょう。
軽い運動後に体を休めて深部体温を下げていければ、自然と眠りに導かれます。
寝る前の筋トレは厳禁。
睡眠を司る自律神経が疲弊してしまうからです。
体をきちんと休ませることは、特に更年期前後には健やかな毎日の基盤になります。
睡眠のコツを知って不調知らずの体を作っていきましょ。
今夜もよく眠れますように。
以上です。