適度な昼寝で自律神経の疲れをリセットできます。
忙しいために十分な睡眠時間が確保できなかったり、日中に眠気が強くなったりする場合は、昼寝を習慣にするのもひとつの方法です。
昼寝は夜の睡眠に悪影響じゃないかと思われがちですが、適度な昼寝で自律神経の疲れを回復すれば、夜の寝つきがよくなり、睡眠の質も向上するんです。
気をつけたいのは昼寝の長さとタイミングです。
日中の眠気を改善し、午後のパフォーマンスを上げるためには、昼寝を30分以内に抑えることが重要です。
理由は昼寝で深く寝てしまうと、目覚めても強い眠気のままで、その後の作業能率も低下してしまうし、夜も寝つきが悪くなり、睡眠の質が低下してしまうからです。
どうしても長時間寝てしまうという場合は、昼寝の直前にコーヒーなど、カフェインを含む飲み物をとりましょう。
カフェインの覚醒作用は、摂取してすぐではなく、20~30分後に現れるため、昼寝から起きたい時間に覚醒作用が起こり、長時間寝てしまうのを防いでくれます。
ちなみに、カフェインは同じ量でもホットとアイスでは作用するまでの時間が違うのを知っていますか?
ホットの場合は、 カフェイン濃度が最大になるのが飲んでから30~60分後ですが、アイスの場合は、1~2時間後なので、昼寝前にはホットコーヒーがおすすめ。
昼寝のタイミングとしては、昼食後から15時までがベスト。
夕方以降の昼寝は、夜の睡眠を妨げ、疲れの原因になってしまいます。
職場で使える昼寝グッズを活用しよう。デスクの上でうつぶせ寝ができます。昼寝は記憶力のアップにもつながります。
疲れをとる効率的な方法として、国内外で注目されている「パワーナップ」。
ホットコーヒーを飲んで、昼食後に30分以内の仮眠をとることで、交感神経が優位になった自律神経をリセットしましょう。
忙しい人は5分間でもOK。
横にならなくても、目をつぶるだけでもOK。
午後の仕事や勉強の効率もアップするはずですよ。
以上です。